私自身、この錬金術は決して一時的なものではなく、今後も継続的に収入が得られる内容だと考えています。
「今日までの実績」および「今年以降の予測」から、秘蔵錬金術の再現性と将来性について考察していきます。
※ 当ページは利益を伸ばすための情報は無く、あくまでもビジネスの背景説明となります。
① 今日までの実績について
iPhoneは毎年9月に新作が販売されます。現在最新作の iPhone14 は先日販売されたばかりということもあり、一時は1台あたりの利益が8万円を超えるというお祭り騒ぎ状態でした。
現在、1台あたりの利益は1万円台中盤~2万円程度ですが、それでも新品を買って売るだけで利益が出るという異常事態です。
昨年9月に販売された iPhone13 も、発売から10か月以上にわたり、常に定価を上回る価格で買い取りされている状況でした。
驚くべきことに、一昨年の iPhone12 もほぼ同様の状況が起こっていたという話を聞いております。
※買取価格のデータは毎日上書き更新されているため、残念ながら正確なデータは残っておりません。
現在、20年来の円安によってApple製品の高騰が止まらない状態ですが、それでも利益を取れる状況です。
このトレンドを踏まえると、当面の間は同様の現象が起こることはほぼ確実で、短期的に稼げなくなることはあり得ないと考えています。
② 今年以降の予測について
「これまで稼げる状況だったのは分かったけど、いつまで稼げるんだ?」という皆様の関心事について、
「そもそも定価より買取額の方が高いのは何故か」という理由から説明させていただきます。
iPhone14の価格比較。世界37か国の価格表
https://www.nukeni.com/ja/apple/iphone/iphone14
上のサイトを見れば一目瞭然ですが、実は日本は「iPhoneが世界最安レベルで買える国」なのです。
特に隣国である中国との価格差は大きく、今回例に挙げている iPhone 14 Pro Max 256GB を例に挙げると…
中国定価:¥201,344
…と、実に2万円以上の価格差があります。
つまり、定価を上回る金額で端末を集めてでも、海外に輸出して売ることで利益が出るというカラクリなのです。
具体的には、中国・香港・ドバイなどが代表的な輸出先です。
更に、輸出業者は免税事業者として消費税の還付を受けているため、その差益だけでも十分な利益を得ています。
※別記事で「買取屋は中国人が運営している」というお話をしましたが、これが大きな理由です。
中国を含む世界の先進国は、賃金も物価も上昇して経済規模が大きくなっている一方、
日本はバブル崩壊以降の30年間に渡り賃金が横ばいで、物価の上昇もほとんど見られません。
つまり、「円安」や「半導体不足」といった一時的な要因もありますが、
そもそもの原因は【日本が世界の経済成長から取り残されているから】なのです。
最近では、中国企業の下請けに日本企業が選ばれるという事例も散見されます。
【参考】「日本人なら中国人の3分の1で済む」アニメ制作で進む”日中逆転”の深刻さ
https://president.jp/articles/-/44767?page=1
【参考】最低賃金は「先進国ビリ」、IT開発安すぎで中国下請けも逃げる日本の悲哀
https://diamond.jp/articles/-/279954
今後もこの傾向は強まり、iPhone15、iPhone16、…と新作が出るたびに、日本と海外との価格差は大きくなっていくことでしょう。
「飽和して稼げなくなる」「一時的ですぐに塞がれる」といった視野の狭い問題ではなく、
日本と世界の経済格差が埋まらない限り、このビジネスの再現性は持続すると考えられます。
これが解消されるのは少なくとも数年先、もしかしたら永遠に解消されないかもしれません。
● まとめ
残酷な話ではありますが、ショックを受けている場合ではありません。
この錬金術を含めた副業でまとまった資金を手に入れ、それを海外に投資していくことが、
豊かな人生のために残された唯一の道と言っても過言ではないと考えています。
少々飛躍した部分もありますが、このビジネスが成立する理由と、それを取り巻く今日の経済情勢について説明させていただきました。
以上が、秘蔵錬金術の再現性と将来性に対する考察となります。
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